NPO/SBジョイント研修2011夏【1日目】
2011年09月14日
「〜ビジョンをカタチにする資金調達〜」
講師:川北秀人氏(IIHOE代表理事)
ジョイント研修2011夏始まりました!
9/10(土)〜11(日)の1泊2日で
沖縄県立糸満青少年の家にて
「NPO/SB合同宿泊研修プログラム2011夏のジョイント講座」
が行われました
参加者は約30名で、
所属団体は、医療、子ども、まちづくり、中間支援など多岐に渡りました
まずは1日目のようすをアップしたいと思います
直前の打ち合わせのようすです
今回の講座は、
「〜ビジョンをカタチにする資金調達〜」
というテーマで開かれました。
午前中は、事前に各団体から寄せられた質問に
講師の川北秀人さんが
お答えするセッション形式で進められました。
まずは川北さんにより全体の流れをご説明いただきました
事前に参加団体からいただいたご質問
・理事のやる気を引き出すのは、事務局の仕事なのか?それとも理事会・事務局のあるべき姿?
・プレイング・マネジャーは、つい自分で仕事をしてしまう。スタッフへの仕事の任せ方は?
・NPO支援系団体の会費確保の方法は?
などなど現場から寄せられた生々しい質問に的確にお答えする川北さんはさすがだと感じました。
また今年度、
特定非営利活動促進法抜本改正&新・寄付税制
が与野党の協力で成立
したことについても触れていただきました。
新・寄付税制によって何が変わるのか?
午後は簡単な自己紹介のあと、
参加者一覧 紙にみなさんの合宿にかける意気込みを語ってもらいました
「思いをカタチに〜ビジョンとビジネスモデルと資金調達〜」
というテーマで
川北さんの講話から再開しました。
中でも特に印象に残ったお話を一部載せておきます
「あなたは社会を変えたいのか?それとも社会に良さそうなことをしたいだけなのか?」
「私たちを待つ人は、どこに、どれだけいるか?
その人々にいつ、どのように届けるか?
私たちはそれを刻んだ上で、今日の活動を始め、終えているか?」
アメリカで「成功するNPOの条件は?」と訪ねると?
【Clear Goal(明確な目標)】
明確な目標がないと、「やってるからいいじゃん」「ゆるくてもいいじゃん」になってしまって、
やってもやらなくても一緒になってしまう。
日本のNPOは目標が明確にできていない。それはニーズの把握が浅いから。
【Diverse Fund(多様な資金)】
特定の人からの特定のお金ではなくて、多様な人からの多様なお金をいただくべき。
多様な資金源を確保する。
【Active Board(活発な理事会)】
[NPOマネジメント第四号オコナーさんのインタビューより。]
理事会は外部で何が起きているのか把握しなければならない。ポジションを認識する。
「あなたは5年後もその組織が存在し続けて欲しいと本当に思っているのか?」
理事が目的への情熱を感じていなければ実現しない。
船でいうところの水先案内人。
NPOは地図も天気予報もない。
しかしながら、行き先は決まってなければならない。
それを実現するためにどういうルートが適切なのか考えるのが理事会の役割。
「NPOは『1歩先の視野・半歩先のプログラム』
中間支援は『2歩先の視野・1歩先のプログラム』」
ex.仮説を持たずに現場でニーズを聴いてから考えようというのはナンセンス
「これまでのNPOは社会課題の後片付けをしてきた。
これからのNPOは理想の社会の実現にむけて、予防をする」
これだけでもほんの一部ですが、
本質をついた言葉ばかりで、
10年後、20年後に聞いても価値のある金言ばかりでした
参加者のみなさんも学びが多かったようです^^
その後、
「自分たちの活動にお金を払う人は誰なのか?」
という問いに対して、
1.直接的・1次的な受益者
2.間接的・2次的な受益者
3.しくみに関心を持つ者
4.支援者
5.後発者
に分けて考えるワークを行いました
直接的・1次的な受益者はわかりやすいですが、
それ以外も考えることが重要だと学びました
さらに具体的に落とし込むために、
「あなたの団体の経験やノウハウに、お金を払ってくれそうな人は誰?」
という問いに対して、
「誰に」
「何を(いくらで)」
「どれくらい?」
売れるのかを考えるワークを行いました
ワーク2の後に、川北さんからのフィードバックがありました
これでやっと1日目の昼のプログラムが終了
夜もまだまだ続きます(笑)
夕食、入浴後は、
夜のワーク
2日目のプログラムの目玉である、
【仮想理事会】
に向けて、
仮想理事にしたいメンバー争奪の
ドラフト会議が行われました(笑)
運命をかけた!?決死のジャンケン!!(笑)
これがかなり盛り上がりました
そして・・・
まちわくスタッフ宮道喜一さんの
バースデー
サプライズで用意していたカビラヤのケーキを
みんなで美味しくいただきました
喜一さんの
「33歳のオレは1年分違う」
という大人の自信と
今年の抱負もありました
喜一さんのさらなる活躍に期待です
そうして夜も更けていき、
なんと夜中の1時頃に、
盛りだくさんの1日目が終了しました
2日目に続く
(ボランティアスタッフ:牧志朝英)
講師:川北秀人氏(IIHOE代表理事)
ジョイント研修2011夏始まりました!
9/10(土)〜11(日)の1泊2日で
沖縄県立糸満青少年の家にて
「NPO/SB合同宿泊研修プログラム2011夏のジョイント講座」
が行われました
参加者は約30名で、
所属団体は、医療、子ども、まちづくり、中間支援など多岐に渡りました
まずは1日目のようすをアップしたいと思います
直前の打ち合わせのようすです
今回の講座は、
「〜ビジョンをカタチにする資金調達〜」
というテーマで開かれました。
午前中は、事前に各団体から寄せられた質問に
講師の川北秀人さんが
お答えするセッション形式で進められました。
まずは川北さんにより全体の流れをご説明いただきました
事前に参加団体からいただいたご質問
・理事のやる気を引き出すのは、事務局の仕事なのか?それとも理事会・事務局のあるべき姿?
・プレイング・マネジャーは、つい自分で仕事をしてしまう。スタッフへの仕事の任せ方は?
・NPO支援系団体の会費確保の方法は?
などなど現場から寄せられた生々しい質問に的確にお答えする川北さんはさすがだと感じました。
また今年度、
特定非営利活動促進法抜本改正&新・寄付税制
が与野党の協力で成立
したことについても触れていただきました。
新・寄付税制によって何が変わるのか?
午後は簡単な自己紹介のあと、
参加者一覧 紙にみなさんの合宿にかける意気込みを語ってもらいました
「思いをカタチに〜ビジョンとビジネスモデルと資金調達〜」
というテーマで
川北さんの講話から再開しました。
中でも特に印象に残ったお話を一部載せておきます
「あなたは社会を変えたいのか?それとも社会に良さそうなことをしたいだけなのか?」
「私たちを待つ人は、どこに、どれだけいるか?
その人々にいつ、どのように届けるか?
私たちはそれを刻んだ上で、今日の活動を始め、終えているか?」
アメリカで「成功するNPOの条件は?」と訪ねると?
【Clear Goal(明確な目標)】
明確な目標がないと、「やってるからいいじゃん」「ゆるくてもいいじゃん」になってしまって、
やってもやらなくても一緒になってしまう。
日本のNPOは目標が明確にできていない。それはニーズの把握が浅いから。
【Diverse Fund(多様な資金)】
特定の人からの特定のお金ではなくて、多様な人からの多様なお金をいただくべき。
多様な資金源を確保する。
【Active Board(活発な理事会)】
[NPOマネジメント第四号オコナーさんのインタビューより。]
理事会は外部で何が起きているのか把握しなければならない。ポジションを認識する。
「あなたは5年後もその組織が存在し続けて欲しいと本当に思っているのか?」
理事が目的への情熱を感じていなければ実現しない。
船でいうところの水先案内人。
NPOは地図も天気予報もない。
しかしながら、行き先は決まってなければならない。
それを実現するためにどういうルートが適切なのか考えるのが理事会の役割。
「NPOは『1歩先の視野・半歩先のプログラム』
中間支援は『2歩先の視野・1歩先のプログラム』」
ex.仮説を持たずに現場でニーズを聴いてから考えようというのはナンセンス
「これまでのNPOは社会課題の後片付けをしてきた。
これからのNPOは理想の社会の実現にむけて、予防をする」
これだけでもほんの一部ですが、
本質をついた言葉ばかりで、
10年後、20年後に聞いても価値のある金言ばかりでした
参加者のみなさんも学びが多かったようです^^
その後、
「自分たちの活動にお金を払う人は誰なのか?」
という問いに対して、
1.直接的・1次的な受益者
2.間接的・2次的な受益者
3.しくみに関心を持つ者
4.支援者
5.後発者
に分けて考えるワークを行いました
直接的・1次的な受益者はわかりやすいですが、
それ以外も考えることが重要だと学びました
さらに具体的に落とし込むために、
「あなたの団体の経験やノウハウに、お金を払ってくれそうな人は誰?」
という問いに対して、
「誰に」
「何を(いくらで)」
「どれくらい?」
売れるのかを考えるワークを行いました
ワーク2の後に、川北さんからのフィードバックがありました
これでやっと1日目の昼のプログラムが終了
夜もまだまだ続きます(笑)
夕食、入浴後は、
夜のワーク
2日目のプログラムの目玉である、
【仮想理事会】
に向けて、
仮想理事にしたいメンバー争奪の
ドラフト会議が行われました(笑)
運命をかけた!?決死のジャンケン!!(笑)
これがかなり盛り上がりました
そして・・・
まちわくスタッフ宮道喜一さんの
バースデー
サプライズで用意していたカビラヤのケーキを
みんなで美味しくいただきました
喜一さんの
「33歳のオレは1年分違う」
という大人の自信と
今年の抱負もありました
喜一さんのさらなる活躍に期待です
そうして夜も更けていき、
なんと夜中の1時頃に、
盛りだくさんの1日目が終了しました
2日目に続く
(ボランティアスタッフ:牧志朝英)
Posted by まちわく at 21:29│Comments(0)
│■NPO活動支援事業部