沖縄地域社会ビジョン大学院2018 7/19(木) 協働による地域で支える福祉

まちわく

2018年07月19日 21:30

協働による地域で支える福祉


日時:7月19日(木)
会場:天久ヒルトップ「地域交流室」

みなさん、こんにちは!
沖縄地域社会ビジョン大学院8期生の上地です!

今回の講義には16名が参加しました!

講師を務めてくださったのは
沖縄大学地域研究所長である 島村 聡 さんです!


今回私が学んだことを簡潔に表すと
「貧困の連鎖を食い止める手段は、親世代が豊かになることが重要である」ということです。
親の貧困は子供にも連鎖する。だからこそ貧困層を支援する制度を整えることが重要なのです!

そもそも沖縄の貧困率はなぜこんなにも高いのか? 

原因として考えられるのは

・一人当たりの県民所得率が全国最下位である。
・ITと観光が唯一の収入源であるのに、
その生産性が発展途上である。
・失業率が全国最下位である。
・ひとり親家庭が全国平均の倍である。


確かにこういったことは
貧困の原因としてもよく聞く言葉です。

しかしそれよりも危惧すべき問題があります。
それは「貧困と非貧困の差がもたらす自己肯定感の低さ」です!

学び、経験、文化、つながり これらの要素が、貧困層とそうでない人たちでは大きく違う!
この差が「自分はダメな人間だ」といった感情を生み出し、無気力 諦め に繋がっていくのです...

では「自己肯定感」を高めるにはどうすればよいのか

それは 居場所を作ること! が当てはまります。
貧困から一人で抜け出すことはなかなか難しい!
だからこそ人と人をつなげ、支えあう機会を作っていかなければなりません。

じゃあ居場所を作るにはどうすればいい?

この問いに対する答えを探すためにグループワークを行いました!


私たちのグループから出た意見で
私の印象に残ったものは

・誰でも参加でき、継続性のある催し物を開く。
・すでにあるものを改善し、新しいものへ発展させていく。

この二つです!
確かにこれなら難しい手順を踏まず
比較的楽に実践できそうだと思いました。





私たちが何気なく過ごしている日常ですが、その陰では貧困という現状に苦しんでいる人たちが存在します。
その人たちを救えるのは 人同士の支えあい であると教えてくれる講義でした。

私のゼミチームの課題も「貧困」であり、今後の活動に講義で学べたことが活かせそうです!

島村さん!本日はお忙しい中ありがとうございました!


(受講生:上地)